せどりや転売等の情報商材(情報教材)、高額塾の販売ページや紹介で勘違いしやすいものの1つに、年収/月収と年商/月商の違いがあります。年収=年商、みたいに思っちゃう人も多いですが実は違います。
まず、年商は1年間の売上合計額です。月商は1カ月の売上合計額です。年収はせどりや転売などのネットビジネスの場合、1年間の利益の合計、月収は1カ月の利益の合計ですね。
ということは、例えば「月商100万円!」とデカデカと書かれていても、月収(月いくら稼げたか)は分からないのです。
極端な話、1万円の商品を100個仕入れて、1万円で100個販売しても、「月商100万円」といえますが、1円も稼げていませんので「月収0円」となります。
それどころか、2万円の商品を100個仕入れたけどどうやっても売れなくて、1万円で100個売っても「月商100万円」ですが、稼げていないどころか大赤字です。まあ、ここまで極端な例はないでしょうけどね。
ですので、年商いくら、月商いくら、と書かれていても、必ずしもたくさん稼げているわけではありません。赤字の可能性すらあります。特に、せどりや転売などの場合は、薄利多売になることも多いので、いくら年商や月商がすごくても、実際の年収や月収は微妙ということが多いです。
それなのに、せどりや転売系の情報商材(情報教材)、高額塾の販売ページには、月商とか年商で書かれていることがよくあります。月商や年商で書いたほうが、数字が大きくなるので凄く見られちゃうのですよね。
月商/年商の数字の大きさに騙されないように気を付けてくださいね。